
行動診療科
行動診療とは、わんちゃん・ねこちゃんの困った行動を診療の対象とします。
問題となる行動に対して身体面・精神面・外部環境などの要因を探り、獣医療と動物行動学から適切な対処をご提案します。
※行動診療科認定医への紹介も可能
担当獣医師よりご挨拶

日本獣医動物行動診療学会所属
花村 久美子
message
わんちゃん・ねこちゃんの困った行動に対して、性格だから、言葉が通じないからと諦めてはいませんか?わたしたちが困るのと同じように困った行動をとるわんちゃん・ねこちゃんもストレスを受けています。
困った行動に取り組むことは大切な家族を深く知ること。わんちゃん・ねこちゃんとよりよい関係を築く手段です。その橋渡しとして、わたしも関わらせてください。
主な問題行動
どんな小さなお困りごとも、まずはお気軽にご相談ください。

わんちゃんの問題行動
- 人や動物を噛む
- よく吠える
- モノを破壊する
- 怖がる
- トイレ以外で排泄する
- 夜鳴き・徘徊
- 極端に舐める・かじる

ねこちゃんの問題行動
- 人や動物を噛む・ひっかく
- トイレ以外で排泄する
- 怖がる
- 夜鳴き・徘徊
- 極端に舐める・かじる
診察の流れ
STEP.1
予約
診療時間内にお電話または受付で承ります。
以下の項目をお伝えください
- 希望日
- 飼い主氏名とどうぶつ名
- 相談したい内容
STEP.2
問診票の記入と提出
日時が確定したら問診票のご記入のうえ、予約日の1週間前までに直接またはFAXでご提出ください。問診票は下記のボタンからダウンロードできます。
STEP.3
診察・コンサルテーション
当日はわんちゃん・ねこちゃんも一緒にご来院ください。問診票をもとに生活環境やこれまでの経過などをお聞きしていきます。
(可能であればその行動に関する動画もご持参ください)
そこで考えられる原因を挙げ、治療方針をお伝えします。
- 所要時間 90分~120分
- 診療の内容により各種検査が必要になることがあります。その場合は別日で対応します。
STEP.4
フォローアップ
診察後10日以内に診療報告書をお渡しします。経過に沿って再診し、対応をお伝えしていきます。
よくあるご質問
問題行動の中には身体疾患が関わる場合がありますが、さまざまな理由により連れてくるのが難しい場合はご家族だけのご来院でも可能です。おうちでの様子をよくご存知の方に来院お願いします。
ケースによります。1か月ほどで改善が認められるものから、生涯にわたり付き合っていく場合もあります。どうぶつとご家族にとって折り合いがつけられるゴールを設定することもあります。
問題行動の背景に基礎疾患があったり、不安レベルを下げてあげることで行動修正の取り組みがしやすくなる場合にはお薬のご提案をすることがあります。