動物病院に来院される理由でよくあるもののひとつが「かゆみ」について。
かゆみがあるといっても、その程度や頻度はさまざまで、軽いものから重度のものまで幅広くあります。
ご家族が「気になる」と感じたら、まずは獣医師にご相談ください。
その際、診察での評価をより正確にするために、ご家庭でのかゆみの状況を観察し、獣医師と共有することがとても大切です。
今回は、わんちゃん・ねこちゃんのかゆみを評価するためのポイントについてご紹介します。
かゆみをチェックするときのポイント
かゆみの程度や原因を判断するために、次のような点を観察してみてください。
① どんなときに掻いていますか?
掻くタイミングとしては次のようなときが多い傾向があります
・食事中や遊んでいるとき
・相手していないとき
・散歩や外出時
・寝る前
また、季節によって変化があるかどうかも重要な情報です。
② どのくらいの時間掻いていますか?
・数秒間掻くだけで終わる
・何分も同じ場所を掻き続ける
・一日に何回くらい掻いているのか
③ どこを掻いていますか?
・顔や耳まわり
・首やお腹
・足先やしっぽ
・全身
これらの情報が分かると、かゆみの原因や重症度をより正確に判断しやすくなります。
日常の記録とご家族での共有が大切!
わんちゃん・ねこちゃんのかゆみをできるだけ正確に把握するために、普段の生活の中で掻いている様子を記録しておくのもおすすめです。
・いつ、どんな場面で掻いていたかをメモする
・動画を撮って獣医師に見せる
・家族で共有し、他の人も同じように見ているか確認する
かゆみの感じ方や気づき方には個人差があります。
たとえば薬を使う前と後で、掻く頻度が半分ほどに減った場合でも、「かゆみがおさまった」と言われたり、「まだ掻いています」と言われることもあります。
もちろん診察で皮膚の状態を評価しますが、ご家庭での様子から治療の内容を変える場合も。
家族で情報を共有することで、いつもと違う方が病院に連れてきた場合も、同じように治療の効果を判断することができます。
まとめ
わんちゃん・ねこちゃんのかゆみは、見た目だけでは軽いものか重いものか分かりにくいことがあります。
獣医師に相談するときは、
✔ どんなときに掻くか
✔ 掻く時間はどれくらいか
✔ どこを掻いているか
この3つのポイントを意識しながら観察し、可能であれば記録をとることが大切です。
家族みんなで情報を共有し、わんちゃん・ねこちゃんをわたしたちと二人三脚で守っていきましょう!
気になることがあれば、いつでも当院までご相談ください。