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すべてのどうぶつに「らしさ」を!

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こんにちは、ときのしま動物病院の院長和田晃一です。

ブログ1回目は、私が獣医師になった理由や、この病院を通して大切にしている想いをお伝えしたいと思います。

 

「犬」ってなんて面白い!

 

私が獣医師を目指すきっかけの一つは、犬という生き物の多様性に驚いたことでした。

体重1キロほどのチワワも、50キロを超えるグレートデーンも、どちらも犬。
足が異常に長くても、逆に短くても、白でも黒でも、シルバーでも茶色でも、それでも犬。

被毛もふわふわの長毛、すっきりした短毛、くるくるカール、ゴワゴワのワイヤー… どんな姿をしていても、みんな「犬」なんですよね。

 

 

子どもの頃にこのことに気づいたとき、「動物って面白い!」と強く感じました。

 

 

さらに獣医学を学んでいくと、見た目の違いだけでなく、犬種によってかかりやすい病気があることも知りました。
特に、皮膚病は犬種による特徴が大きく関わっていることもあり、だんだんと皮膚科に興味を持つようになりました。

 

どうぶつの「個性」を大切にしたい

 

考えてみると、犬だけでなく、動物というのは本当に多種多様です。

 

 

首が長いキリンも、鼻が長いゾウも、それぞれの特徴があって、でもどちらも「動物」です。そんな風に、みんな違って、みんなその動物らしく生きている。

 

 

私が獣医師として大切にしているのは、その「らしさ」を大事にしながら、その子に合った医療を提供することです。

 

 

例えば、皮膚病ひとつとっても、犬種の特性、年齢、生活環境、食事…さまざまな要因が絡み合っています。ただ薬を処方するだけでなく、その子にとって本当に必要なケアを一緒に考えていきたいと思っています。

 

「痒みがなくなったよ!」の一言が嬉しい

 

私は、小学生のころからずっとサッカー漬けの生活を送っていました。
いまでも診療後のフットサルが楽しみのひとつ!
試合で勝てたときの喜び、仲間と一緒に戦う楽しさ…その感覚が、今の仕事のやりがいにもつながっている気がします。

 

 

診察をして、飼い主さんから「痒がらなくなりました!」「夜、ぐっすり眠れるようになりました」と聞けると、本当に嬉しくなります。
ゴールを決め、仲間と喜び合う感覚と同じですね。

 

 

皮膚病は慢性的になりやすく、すぐに治るものばかりではありません。でも、一歩ずつ、その子が快適に暮らせるようサポートできればと思っています。

 

世代を越えて通っていただける動物病院に

 

ここ、ときのしま動物病院を開業して20年が経ちます。
2代目、3代目のわんちゃん・ねこちゃんを連れて来てくれるご家族も増えてきました。

 

 

これがまた、ものすごく嬉しいんです。

 

 

以前診ていた子の思い出話をしながら、「この子はこんな性格で…」なんて話をしていると、ご家族の中にずっとどうぶつとの思い出が息づいているんだなあと感じます。

 

動物病院を、ご家族とのつながりの場所に

 

「動物病院」って聞くと、ちょっと緊張する場所ですよね。
でも、うちの診察室では、けっこう世間話もしています(笑)。

 

 

ご家族の日常の話を聞くのも好きですし、リラックスして話せる病院でありたいと思っています。

 

 

動物たちにとっても、ご家族にとっても、「ここなら安心できる」と思ってもらえるような病院を目指していますので、気軽にご相談くださいね。

 

 

 

どうぶつたちの「らしさ」を大切にしながら、一緒に健康を守っていけることを楽しみにしています!